2023/07/27
こんにちは!整体屋ゆりかごです。
今日は睡眠についてのお話です。
突然ですが、いつも何時間の睡眠をとっていますか?
日本人の平均睡眠時間は、世界と比較してワースト3に入る程とても短い事が分かっています。
原因は労働時間などの物理的要因や、ストレスなどの心理的要因など様々です。
慢性的な睡眠不足は身体面と精神面どちらにも影響を及ぼします。
【身体面への影響】
夜更かしが多かったり、睡眠が浅い場合は、
交感神経が優位になりやすく血圧が高い状態になります。
また、
血糖値をコントロールするホルモンの働きを悪くするため、糖尿病の発症リスクを高めてしまったり、
食欲を調整するホルモンに影響して食欲が増し、肥満を招いてしまうかもしれません。
このようなことから、生活習慣病の発症リスクが高まってしまうのです。
【精神面への影響】
夜更かしをした翌日は頭がボーッとして注意力散漫・集中力低下により
効率が低下してしまう事がありませんか?
夜更かしが続くと記憶力・活力の低下、
さらに不安やイライラ、疲労感などからストレスになる事が考えられ、
そのストレスにより寝つきが悪くなる、といった悪循環が起きてしまいます。
ではどのように睡眠不足を改善していけば良いのでしょう?
良い睡眠のためのポイントは3つ、「量」「質」「リズム」です。
【量】
成人は6.5時間~7時間の睡眠時間が必要と言われています。
しかし多忙でこの睡眠時間の確保が難しい場合は、
週の真ん中や週末だけでも6時間は睡眠し、睡眠不足の蓄積を起こさない事が大切です。
【リズム】
体内時計は光と食事で変化します。
そのため朝の日光を浴び、朝食を摂ることで体内時計は動き出し、
夜は寝る直前の食事は避け、さらに就寝する90分前には
スマホやパソコンなどのスクリーンタイムは止め、ブルーライトの影響を受けないように
する事が大切です。
【質】
・週2~3回の適度な運動を継続する事で適度な疲労感により寝つきが良くなる
・夕方以降のカフェインの摂取は控える
・寝酒や寝る前の喫煙はしない
・寝る環境(心地よい温度・湿度、月明かり程度の明るさ)を整える
といったポイントをおさえて
睡眠不足が招く不調を起こさないよう、心も体も健康に過ごしていきましょう!